ユネスコ委員会、26日開幕 「来訪神」、無形文化遺産登録へ

秋田県・男鹿半島の伝統行事「ナマハゲ」

 無形文化遺産の新規登録を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会が26日から6日間の日程で、インド洋の島国モーリシャスで開かれる。事前審査で高い評価を受け、登録を勧告された「男鹿のナマハゲ」(秋田)など8県10行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」は、順調に議事が進めば日本時間28日夜に登録が決まる可能性がある。

 正式決定すると最終日の12月1日に無形文化遺産リストに記載される。

 公表されているユネスコ資料によると、新規登録の審査対象は計40件。このうち来訪神を含む29件は10月にユネスコ補助機関から登録勧告を受けている。


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