東証、午前終値2万1447円 一時300円超下落、業績懸念

東京証券取引所

 21日午前の東京株式市場は、20日の米国株安を嫌った売り注文が先行し、日経平均株価(225種)は続落した。業績の先行き懸念からハイテク株への売りが目立ち、一時300円超下げ、取引時間中として約3週間ぶりの安値を付けた。一方、割安感の強まった銘柄を買い戻す動きが出て、下げ幅を縮める場面もあった。

 午前終値は前日終値比135円59銭安の2万1447円53銭。東証株価指数(TOPIX)は15・73ポイント安の1609・94。

 20日の米ダウ工業株30種平均は前日比551ドル安で取引を終えた。東京市場はこうした流れを引き継ぎ、幅広い業種の銘柄が値下がりした。


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