2018年11月20日 21:36 | 無料公開
3回、池山直(左)を攻める宮尾綾香=後楽園ホール
世界ボクシング協会(WBA)女子アトム級暫定王座決定戦10回戦が20日、東京・後楽園ホールで行われ、同級3位で35歳の宮尾綾香(ワタナベ)が同級8位で49歳の池山直(フュチュール)を3―0の判定で下した。
世界王座獲得の実績がある両者の対戦。宮尾が1回にダウンを奪い、フック、アッパーなど角度をつけた打撃で優位に進めた。7月に王座から陥落した池山は再起戦を飾れず、自身の持つ世界王座獲得の国内最年長記録の更新を逃した。
日本ボクシングコミッション(JBC)によると、正規王者が負傷で試合ができないため暫定王座が認められた。