JTB、9年ぶり赤字転落 豪雨や地震で客足鈍化

 JTBが20日発表した2018年9月中間連結決算は、純損失が前年同期の66億円の黒字から10億円の赤字に転落した。西日本豪雨や北海道の地震といった災害で、旅行の取り消しなど客足が鈍ったことが響いた。中間期としての赤字は9年ぶり。

 本業のもうけを示す営業利益は80・5%減の14億円だった。国内の事業再編に伴う店舗廃止などで損失も計上した。

 19年3月期の業績予想は公表していないが、訪日外国人旅行者の増加などにより純損失は黒字を見込む。


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