「大嘗宮の儀」に招待、700人 来年11月、平成より200人減

1990年11月、皇居・東御苑で行われた「大嘗祭」

 来年の天皇代替わりに伴って行われる儀式や祭祀の細部を詰める宮内庁の「大礼委員会」は20日、第2回会合を開き、来年11月14〜15日に実施される代替わりの重要祭祀「大嘗祭」の中心儀式である「大嘗宮の儀」に、前回より約200人少ない700人程度を招待することを決めた。大嘗宮の儀の後、皇居・宮殿で新天皇が参列者と酒食を共にする「大饗の儀」は、同月16日と18日の2回となった。

 天皇陛下が来年3〜4月、三重県伊勢市の伊勢神宮や奈良県橿原市の神武天皇陵、東京都八王子市の昭和天皇陵に参拝、退位することを自ら報告することも決まった。


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