女性騎手の負担重量で新制度 JRA、来年3月から導入

中央競馬唯一の現役女性騎手、藤田菜七子=8月、新潟競馬場

 日本中央競馬会(JRA)は20日、女性騎手の騎乗機会拡大を図るため、女性騎手に対する負担重量(馬が背負う騎手、鞍などの総重量)の減量制度を、来年3月1日から導入すると発表した。

 現在、免許取得後5年未満の騎手には勝ち数に応じて負担重量の減量(最大3キロ)が適用されるが、男女差はない。新制度では、女性騎手は50勝以下は4キロ減、51勝から100勝までは3キロ減、免許取得後5年以上か101勝以上でも2キロ減と、永続的に減量対象となる。重量を含む特別競走では適用されない。


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