仏銀、罰金1600億円で合意 制裁違反や資金洗浄で米政府と

 【ワシントン共同】米政府は19日、フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルがキューバやイランなどに対する米国の制裁に違反したとして、米政府に総額約13億4千万ドルの罰金を支払うことで合意したと発表した。さらに同銀行はマネーロンダリング(資金洗浄)規制法違反でニューヨーク州当局に9500万ドルを支払うことにも合意した。罰金総額は計14億3500万ドル(約1600億円)。

 ロイター通信によると、米国の制裁に違反した銀行への罰金では過去2番目の規模。ソシエテ・ジェネラルは声明を発表し、金額的には大半がキューバ取引だったと明かした。


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