レスリング女子の合宿公開 土性、左肩手術から復帰へ

レスリング女子の強化合宿で、男子コーチとスパーリングする土性沙羅=19日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター

 レスリング女子の強化合宿が19日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで公開され、左肩故障で戦列を離れていた2016年リオデジャネイロ五輪女王の土性沙羅(東新住建)が約9カ月ぶりとなる復帰戦の全日本選手権(12月20〜23日・駒沢体育館)に向け「100パーセントは難しいと思うが、できるだけ(状態を)近づけるようにしたい」と意気込みを語った。

 3月の国別対抗戦W杯後に手術に踏み切り、9月からマットでの練習を再開した。肩の可動域が戻り切っておらず、痛みもあるというが、20年東京五輪代表争いが本格化する全日本出場に「迷いはない」と言い切った。


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