中原新潟市長が初登庁し抱負 拠点性の向上、産業振興に力

就任の記者会見をする新潟市の中原八一新市長=19日午前、新潟市役所

 10月の新潟市長選で初当選した中原八一新市長(59)が19日、初登庁し、就任記者会見で「80万市民一人一人の暮らし向上に取り組む。特に力を入れたいのは(空港港湾などの整備による)拠点性の向上、交流人口の増加、産業振興だ」と述べた。「北陸新幹線ができてから富山、金沢に観光面で遅れてしまった」とし、県と連携して解決する考えも示した。

 会見に先立つ訓示では「市民目線を施策に取り入れ、市民生活の向上に全力を注いでほしい」と職員に求めた。

 中原氏は10月28日に投開票された市長選で初当選。自民党の支持を受け、無所属3新人を激しい競り合いの末に破った。


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