本格香水ブランド確立へ 花王傘下の英モルトンブラウン

インタビューに答えるモルトンブラウンのグローバルプレジデント、マーク・ジョンソン氏

 花王傘下で高級品を中心に手掛ける化粧品会社モルトンブラウン(本社・英ロンドン)は、フレグランス(香水)のブランド確立を軸に成長戦略を描く。日本の化粧品は、高い技術力を背景にスキンケア分野などが海外市場でも好調だが、欧州勢が強いフレグランスは苦戦している。花王は英ブランドと手を携え、世界に挑む。

 モルトンブラウンのグローバルプレジデント、マーク・ジョンソン氏(45)は17日までに共同通信の取材に応じ「今はバス&ボディーケアの会社と思われているが、本格的なフレグランスブランドを目指す」と明らかにした。


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