望遠鏡かぐら、最後の一般見学会 重力波を本格観測へ、岐阜

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最後の機会となる一般公開で、重力波望遠鏡「かぐら」の一部を見学する人たち=17日午前、岐阜県飛騨市

 東京大宇宙線研究所などは17日、岐阜県飛騨市の地下に建設した重力波望遠鏡「かぐら」の一般市民を対象とした見学会を開いた。見学会は2014年以降、毎年開いてきたが、来年秋から本格的な観測が始まる見通しのため、一般に公開される最後の機会。

 重力波は、動く物体が周りの空間をゆがめ、振るわせることで波のように宇宙空間に広がる現象。ブラックホールの合体などで放出される。15年に米国の重力波望遠鏡「LIGO(ライゴ)」が世界で初めて検出に成功し、チームを率いる米国の3氏が17年のノーベル物理学賞を受賞した。