京都・平等院で紅葉ライトアップ 水面に映る幻想的な鳳凰堂

夜間特別拝観が始まる世界遺産・平等院の鳳凰堂。ライトアップされ池の水面に浮かび上がった=16日夜、京都府宇治市

 京都府宇治市の世界遺産・平等院で16日、夜間特別拝観が始まるのを前に、鳳凰堂と紅葉のライトアップが公開された。

 鳳凰堂が発光ダイオード(LED)のライトで照らされ、池の水面に幻想的に映った。今年は、屋根の鳳凰像や本尊・阿弥陀如来坐像を照らす投光器を新たに導入。平等院は「照明で、像の金色をより鮮やかに楽しんでほしい」としている。境内のモミジ約200本の見頃は、11月の最終週から12月上旬という。

 特別拝観は17〜18日、23〜25日、30日〜12月2日の午後6時から8時半。拝観料は大人600円、中高生400円、小学生300円。日中の拝観券でも再入場できる。


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