2018年11月16日 10:52 | 無料公開
パイロットの飲酒問題で、国交省に調査報告書を提出する日航の赤坂祐二社長(右)=16日午前、国交省
日航のロンドン発羽田行きの副操縦士が大量飲酒を理由に英国の現地警察に逮捕されたことを巡り、同社は16日、国土交通省に、再発防止策や問題の経緯をまとめた調査報告書を提出した。国交省を訪れた日航の赤坂祐二社長は「多大なご迷惑をおかけして申し訳ない。再発防止策を実行したい」と謝罪した。
全日空も同日、グループ会社の機長=諭旨退職=が乗務前日の飲酒による体調不良で交代となり、遅れを出した問題に関し、同様に報告書を提出した。国交省は大手2社で飲酒不祥事が相次いだことを重視し、両社に16日までの報告を求めていた。