フィギュアロシア杯、16日開幕 羽生、4回転を修正

調整する羽生結弦=モスクワ(共同)

 【モスクワ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯は16日、モスクワで開幕する。15日に公式練習が始まり、男子はルール改正後の世界最高得点で第3戦のフィンランド大会を制した羽生結弦(ANA)が安定しないループ、サルコーの4回転ジャンプの修正に努めた。

 羽生はシリーズ上位6人によるGPファイナル(12月6〜8日・バンクーバー)進出を目指しており、フリーの曲をかけた練習では大技の4回転トーループ―トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や単発の4回転トーループを決めた。友野一希(同大)は4回転サルコーなどを跳び、氷の感触を確かめた。


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