北朝鮮情勢、ロヒンギャ迫害討議 東アジアサミット

15日、シンガポールで、東アジアサミットで記念撮影する各国首脳(AP=共同)

 【シンガポール共同】日米中ロや東南アジア諸国連合(ASEAN)など計18カ国の首脳が一堂に会する東アジアサミットが15日、シンガポールで開かれた。北朝鮮情勢や、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの迫害問題、南シナ海問題などが主要議題。

 トランプ米大統領は2年連続で欠席し、米国が存在感を強く打ち出せない一方、ロシアのプーチン大統領が初参加。ロシアがアジア地域情勢の議論で発言力を強める可能性も指摘される。通商や安全保障分野で対立を先鋭化させる米国と中国が、緊張緩和の糸口をつかめるかどうかも焦点だ。


  • LINEで送る