新品種イチゴを初出荷、佐賀 20年ぶり開発、産地復活目指す

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佐賀県が開発したイチゴの新品種「いちごさん」をパックに詰める生産者=15日午前、佐賀市

 佐賀県が約7年かけて開発したイチゴの新品種「いちごさん」が15日、初出荷された。新品種の開発は、現在の県の主力品種「さがほのか」以来20年ぶり。出荷量がピーク時の約6割に落ち込む中、県は産地復活の起爆剤にしたい考えだ。

 佐賀市三瀬村の農園ではこの日、夜明け前からイチゴを一つ一つ手で摘んで収穫し、パック詰めをした。生産者の平川乙次さん(71)は「切り口まで真っ赤で甘さと酸味のバランスも良い。(福岡県の高級品種)あまおうに負けないおいしさだ。全国的なブランドになってほしい」と期待を込めた。

 県は2010年から、JAさがなどと新品種の開発を始めた。