米、5G周波数帯の入札開始 高速通信で競争力強化へ

米連邦通信委員会(FCC)のアジット・パイ委員長(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米連邦通信委員会(FCC)は14日、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システム向け周波数帯の入札を始めたと発表した。2019年にかけて複数の周波数帯の入札を実施する方針。FCCは5Gの活用で、米国の経済成長や競争力強化につなげたい考えだ。

 共和党系のアジット・パイ委員長は同日、「米国が5G分野で世界をリードし続けていることを示している」と述べた。民主党系の委員は韓国や英国、スペイン、イタリア、アイルランド、オーストラリアに先行されていると指摘し、今後の入札計画を明らかにするよう求めた。


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