冬季五輪招致、住民投票で否決 カナダ・カルガリー

冬季五輪招致の賛否を問う住民投票に向かう男性=13日、カルガリー(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】札幌市が断念した2026年冬季五輪招致の賛否を問うカルガリー(カナダ)の住民投票が13日に行われ、暫定開票結果によると、反対票が約56%と賛成票を上回り否決された。AP通信が報じた。

 市議会は住民投票の結果の影響を受けるとみられ、反対多数で招致から撤退する可能性が高まった。カナダ・オリンピック委員会は投票結果を残念とする声明を出した。

 国際オリンピック委員会(IOC)は10月の総会で、カルガリーのほか、ミラノとコルティナダンペッツォの共催案のイタリア、ストックホルム(スウェーデン)の3候補を第2段階に進む正式な立候補都市に選んだ。


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