桜島で噴煙4千m以上 7月16日以来

爆発的噴火を起こした桜島=14日午前0時43分、鹿児島県垂水市牛根麓から(無人定点カメラで撮影)

 14日午前0時45分ごろ、桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口で爆発的噴火があり、噴煙が火口から高さ4千メートル以上に達した。火口から1300〜1700メートルの地点まで大きな噴石が飛んだが、火砕流は発生しなかった。

 鹿児島地方気象台によると、桜島で噴煙の高さが4千メートルを超えたのは、同火口での7月16日の噴火以来。気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持し、警戒を呼びかけている。


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