首相、ロ大統領と午後会談へ 「平和条約交渉を前進」

シンガポールへの出発を前に記者団の取材に応じる安倍首相=14日午前、羽田空港

 安倍晋三首相は14日午前、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議への出席などのため、シンガポールへ向けて政府専用機で羽田空港を出発した。午後に到着後、ロシアのプーチン大統領との首脳会談に臨み、平和条約締結や北方領土での共同経済活動について協議する。出発前、首相は「平和条約問題を私とプーチン氏の手で必ず解決していくとの強い思いの下、じっくりと話し合い、交渉をしっかりと前進させていく決意だ」と記者団に語った。

 14、15両日に、日本とASEANの首脳会議や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の首脳会議、東アジアサミットに出席する。


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