ゼネコン大手4社は増収 2社が純利益上方修正

ゼネコン大手4社の18年9月中間連結決算

 ゼネコン大手4社の2018年9月中間連結決算が13日、出そろった。4社の売上高はいずれも前年同期比で増収を確保。工事の進捗率向上などで大成建設と鹿島は通期の純利益予想を上方修正した。

 KYBグループや川金ホールディングス子会社の免震・制振装置の検査データ不正については「費用は負担を求めるため、会計的な影響はない」(大林組)などとし、業績には織り込んでいない。

 大林組は売上高が前年同期比2・1%増の9371億円。清水建設の売上高は6・5%増の7296億円だった。

 大成建設の売上高は2・8%増の7046億円。鹿島は売上高が9・1%増の8977億円だった。


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