2018年11月13日 12:03 | 無料公開
「秋のレビュー」で点検作業する有識者ら=13日午前、東京・霞が関の合同庁舎
政府は13日午前、中央官庁の予算執行に無駄がないか外部有識者が公開で点検する「秋のレビュー」を東京・霞が関の合同庁舎で始めた。9府省の37事業が対象で、15日までの3日間は都内で実施し、17日には山形市で開催する。検証結果は年末の2019年度予算編成に反映させる。
初日は国土交通、農林水産両省などの事業を検証。羽田や関西など全国各地の空港の滑走路や保安施設整備に関し、有識者からは「整備は一段落しており、(国の)一般会計からの繰り入れは必要最小限にとどめるべきだ」との指摘が出た。
各空港による自主的な経営改善の努力が必要だと結論付けた。