2040年の原油需要を上方修正 IEAの「エネルギー展望」

 【ロンドン共同】国際エネルギー機関(IEA)は13日、2018年版の「エネルギー展望」を公表した。中心シナリオでは40年の原油需要を、17年時点の予測から日量100万バレル超引き上げ、日量1億630万バレルと見込んだ。トランプ米政権の燃費規制の見直しなどを考慮した。

 電気自動車(EV)は40年にかけて普及が進むが、石油化学や新興国でのトラック向けの原油需要が高まると分析した。

 40年時点の原油価格は1バレル=112ドルと予測。足元では過剰供給懸念から、下落基調だが、長期的には大幅に上昇するとした。


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