玉城知事「解決の機運高めたい」 就任後初の訪米に先立ち

 沖縄県の玉城デニー知事は10日、就任後初めて米国を訪問するのに先立ち、那覇市内で記者団の取材に応じ「米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設問題などの解決について、米国内での機運を高めるような話をしたい」と述べた。11日に出発しニューヨークやワシントンを訪問、15日まで滞在する。

 辺野古移設に反対する玉城氏は滞在中、米政府関係者や連邦議員らと面会する予定だ。反対の考えを直接伝え、辺野古移設の再考を促すとともに、講演して基地負担の現状などを訴える。

 辺野古移設の賛否を問う県民投票について、結果が出ればトランプ大統領に伝える必要があるとの認識も示した。


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