東証、午前終値148円銭安 一時200円超下げ

 9日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前日に大幅上昇した反動で、利益を確定する売り注文が優勢となった。上海株が下落して始まったことを受け、平均株価の下げ幅は一時200円を超えた。

 午前終値は前日終値比148円66銭安の2万2338円26銭。東証株価指数(TOPIX)は2・90ポイント安の1678・35。

 前日の平均株価は400円超上げており、高値警戒の売りが先行した。前日のニューヨーク株式市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が下落したことも相場の重荷となった。

 ただ、朝方は買い戻しが入って平均株価は値上がりに転じる場面もあった。


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