大相撲九州場所、鶴竜休場へ 稀勢の里が初めて一人横綱に

横綱鶴竜

 大相撲の西横綱鶴竜(33)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=が九州場所(11日初日・福岡国際センター)を全休することが8日、決まった。右足首に不安を抱えていた。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が明らかにした。東横綱白鵬も右膝痛で全休が決まっており、東横綱稀勢の里が初めて一人横綱を務める。

 鶴竜は古傷の右足首痛の影響で思うように稽古ができず、申し合いを再開したのが4日と調整が遅れた。さらに右膝にも痛みが出ていた。休場は7月の名古屋場所以来11度目。年間最多勝争いで大関栃ノ心と並び51勝でトップだったが、初の1位は絶望となった。


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