宝酒造、缶酎ハイの製造能力強化 人気受け6割増に

 宝酒造(京都市)は6日、缶酎ハイ人気を受けて、千葉県松戸市の工場の製造設備を増強すると発表した。投資額は約35億円で、2019年9月に稼働する予定だ。京都府と三重県にある工場と合わせて缶酎ハイの生産能力は現在の約6割増になるという。

 親会社の宝ホールディングスが6日発表した18年9月中間連結決算によると、宝酒造の缶酎ハイを含む「ソフトアルコール飲料」の販売実績が金額ベースで前年同期比11・9%増となった。「焼酎ハイボール」などが好調だった。


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