アリババ、中国政府の方針後押し 「5年で22兆円分を輸入」

 【上海共同】中国の電子商取引最大手アリババグループの張勇・最高経営責任者(CEO)は6日、中国政府が示した輸入拡大方針に協力し、海外商品の販売を強化する考えを示した。2019年からの5年間で120カ国以上から、2千億ドル(約22兆6500億円)分の商品を中国に輸入し、政府を後押しする計画だ。

 上海で開催されている中国国際輸入博覧会でのイベントで語った。5日の博覧会の開幕式では習近平国家主席が「今後15年間で中国のモノとサービスの輸入額は40兆ドルを超える」と述べ、輸入を増やす考えを表明していた。


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