東京駅、免震装置33基交換へ JR東、国基準に不適合

 JR東日本の深沢祐二社長は6日に都内で開いた記者会見で、東京都千代田区の東京駅丸の内駅舎に、油圧機器メーカーKYBの免震装置158基が使われていた問題で、国の基準に不適合な装置が33基あったと明らかにした。不適合品は交換するという。

 JR東日本が駅舎を建設した施工業者から報告を受けた。これとは別にJR東日本側が求めた基準に不適合だった免震装置が39基あった。39基の交換については今後、検討する。深沢社長は「免震性能を再度計算したが、当初の設計と同じ程度の性能があり、利用者の安全性には問題がない」と話した。


  • LINEで送る