企業の6割が人手不足 日生調査、事業拡大断念も

 企業の約6割が人手不足になっていることが、日本生命保険の全国の取引先などに対する調査で分かった。人手不足の企業のうち、技術の伝承が困難になったり、事業拡大を断念したりした割合はそれぞれ2割を超え、経営への影響が深刻化している。

 調査は7〜9月に実施し約3600社が回答。人手不足と答えた企業の割合は62・2%で、2016年の前回調査から9・6ポイント上昇した。

 地域別では北海道が74・6%と最も高く、甲信越・北陸が70・2%、中国が68・8%で続き、関東は52・0%だった。


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