2018年11月6日 06:41 | 無料公開
【テヘラン共同】銀行間の国際決済ネットワークを運営する「国際銀行間通信協会」(SWIFT・本部ベルギー)は5日、複数のイランの銀行をSWIFTの国際送金網から遮断すると発表した。トランプ米政権がイラン核合意で解除された制裁を全面復活したことを受けた措置で、イラン経済に一層の打撃となりそうだ。
核合意存続を訴える欧州はイランとの貿易にSWIFTは欠かせないとして遮断に反対したが、制裁の抜け道をふさぎたい米国はSWIFTも制裁対象になると警告し圧力をかけた。
米財務省によると、5日に再発動された制裁でイランの約50の金融機関や関連会社が対象に追加された。