携帯電話大手3社は増収増益 9月中間、非通信が好調

携帯大手3社の18年9月中間連結決算

 携帯電話大手3社の2018年9月中間連結決算が5日出そろった。飽和状態の携帯電話は苦戦が続くが、金融や娯楽など非通信事業がけん引し、各社とも増収増益となった。ただもうけすぎとの批判から携帯の値下げ圧力が強まっており、今後は影響が懸念される。

 ソフトバンクグループは売上高が前年同期比5・5%増の4兆6538億円、純利益は約8倍の8401億円となった。

 KDDI(au)は売上高が1・9%増の2兆4622億円、純利益は4・9%増の3454億円だった。

 NTTドコモは、売上高に当たる営業収益が4・1%増の2兆3895億円、純利益は3・8%増の4070億円だった。


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