ガス管工事で引火、爆発か、神戸 作業員3人重軽傷、

ガス管の爆発事故があった工事現場=5日午前11時12分、神戸市中央区

 5日午前10時ごろ、神戸市中央区下山手通7丁目のガス管工事現場で炎が上がり、作業員の服に燃え移った。近くにいた兵庫県警生田署員が引火の際の「ボン」という爆発のような音を聞いた。署によると、30〜50代の男性作業員3人がやけどなどの重軽傷を負い、うち53歳の男性が意識不明の重体で搬送された。

 市消防局や署によると、3人は大阪ガスから工事を請け負った建設会社の作業員。市道に掘った深さ1・3メートルの穴に入り、ガス管を取り換えていた。電動のこぎりで管を切断する作業中に火花が出て、ガスに引火したとみられる。地上にいた別の作業員が消火器で消し止めた。


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