2018年11月5日 12:20 | 無料公開
韓国国防省が4日に公開した非武装地帯(DMZ)の韓国側の監視所に掲げられた黄色い旗(韓国国防省提供・共同)
【ソウル共同】韓国国防省は5日までに、北朝鮮との軍事境界線の南北各2キロに設定された非武装地帯(DMZ)に点在する監視所のうち、双方が撤去に合意した南北11カ所ずつの計22カ所に撤去対象を示す黄色い旗を掲げたと明らかにした。
旗の掲揚は4日に開始。11月末までの撤去完了に向けた作業について、双方が軍の通信回線を通じて連絡を取り合っているという。
韓国国防研究院の研究委員の資料によると、監視所は韓国側に60〜80カ所ある一方、北朝鮮側には150〜160カ所あるとされ、同数の撤去では均衡を欠くとの指摘もある。