東証、午前終値は2万1985円 米中協議に懸念で反落

 週明け5日午前の東京株式市場は米中貿易摩擦を巡る協議の不透明感を懸念して、日経平均株価(225種)は反落した。前週末に大幅上昇した反動で売りが強まり、下げ幅は一時300円を超え、節目の2万2000円を下回った。

 午前終値は前週末終値比258円61銭安の2万1985円05銭。東証株価指数(TOPIX)は12・68ポイント安の1646・08。

 トランプ米大統領が中国との交渉が進展しているとの見方を示したのに対し、米政府高官がこれを否定。市場で広がっていた米中貿易摩擦の解消に向けた期待感が後退し、上海株の下落も懸念された。


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