皇居で文化勲章の親授式 劇作の山崎正和さんら5人

文化勲章の親授式を終え、記念写真に納まる(左から)長尾真さん、一柳慧さん、金子宏さん、今井政之さん、山崎正和さん=3日午前、宮殿・東庭

 文化勲章の親授式が3日、皇居・宮殿であり、劇作・評論の山崎正和さん(84)、作曲の一柳慧さん(85)、陶芸の今井政之さん(87)、租税法学の金子宏さん(87)、情報工学の長尾真さん(82)の計5人に、天皇陛下から勲章が手渡された。

 文化勲章の受章は、1997年から陛下が直接、受章者に手渡す親授式となり、来年4月30日に退位される陛下にとって今回が最後の機会となった。

 親授式の後、受章者を代表して金子さんが「今後もそれぞれの道で、この栄誉にふさわしい研さんと精進を続ける所存です」とお礼のあいさつをした。


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