2018年11月2日 22:15 | 無料公開
中部電力は2日、浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)の原子炉建屋2階で、排水口から火災時の消火用水約9・6トンがあふれているのを確認したと発表した。周辺には電源盤を冷やすための空調機器があったが、故障するなどの影響はなかった。
中部電によると、あふれたのは近くの川の伏流水を浄化した水で、放射性物質は含んでいない。2日午後4時10分ごろ、巡回中の社員が、建屋2階の空調機械室で、縦約12メートル、横約8メートル、深さ約10センチにわたり、水がたまっているのを見つけた。