大島大橋衝突で船長ら書類送検 山口・周防大島事故

貨物船が衝突した大島大橋。ちぎれた水道管が橋の左下に垂れ下がっている=10月22日(柳井海上保安署提供)

 山口県柳井市と周防大島町を結ぶ大島大橋にマルタ船籍の貨物船(約2万5千トン)が衝突した事故で、柳井海上保安署は2日、業務上過失往来危険容疑で、貨物船のインドネシア国籍の男性船長(44)ら3人を山口地検岩国支部に書類送検した。

 書類送検容疑は10月22日午前0時半ごろ、貨物船のクレーンやマストを大島大橋に衝突させ、橋を通る水道管などを切断。海面に落下させ船の往来に危険を生じさせた疑い。

 水道管損傷によって周防大島町では断水が続いている。


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