2018年11月1日 21:30 | 無料公開
英中央銀行のイングランド銀行
【ロンドン共同】英中央銀行のイングランド銀行(BOE)は1日、経済見通しに関する報告書を公表した。英国の2018年の実質国内総生産(GDP)成長率を前回の8月時点から0・1ポイント引き下げ、1・3%と予測。19年も下方修正した。欧州連合(EU)離脱に伴う先行き不透明感から、企業投資が従来の見通しより弱めだなどと指摘した。
難航するEUとの交渉が経済の足かせとなっている形だ。条件面などでの合意がない離脱となれば、さらなる経済の落ち込みも予想される。
10月31日まで開いた金融政策委員会の結果も発表し、年0・75%の主要政策金利など現行政策を据え置いた。