2018年11月1日 14:27 | 無料公開
「こうのとり」7号機に積み込んだ小型回収カプセルの模型=茨城県つくば市のJAXA筑波宇宙センター
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日、小型回収カプセルを載せた無人補給機「こうのとり」7号機が8日に国際宇宙ステーションを出発すると発表した。カプセルに入れた実験試料を持ち帰る日本初の実験。地球への帰還は11日ごろの予定。
10月に宇宙飛行士の乗ったロシアの宇宙船ソユーズが打ち上げに失敗した影響で人手が不足し、遅れが懸念されていた。
こうのとりから切り離されたカプセルは、日本の南鳥島近海に着水。船で回収し、飛行機で日本本土へと運ぶ予定だ。
カプセルは幅約84センチ、高さ約66センチの末広がりをした円筒形。