「奇跡の馬」施設に戻る、岡山 豪雨で濁流から生還

7月、西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町地区の住宅の屋根の上で見つかったミニチュアホースの「リーフ」(NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」提供)

 西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町地区の介護老人保健施設「ライフタウンまび」で濁流にのまれ、奇跡的に近隣住宅の屋根の上で見つかったミニチュアホースの「リーフ」が1日、避難先の牧場から施設へ戻り、歓迎会が開かれた。

 リーフは入所者のアニマルセラピーのため、昨年3月から施設に併設する農場で飼育。付近住民からも親しまれ、地域のアイドル的存在だった。

 しかし、豪雨で馬小屋から流され行方不明に。数日後、住宅の屋根の上にいるのが発見された。その後、岡山市内の牧場に預けられていたが、飼育環境が整い、施設へ戻ることになった。

 歓迎会では約30人が出迎えた。


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