2018年11月1日 08:48 | 無料公開
裁判所に出廷したケイコ・フジモリ容疑者=10月24日、リマ(ロイター=共同)
【リオデジャネイロ共同】南米ペルーの裁判所は10月31日、2011年の大統領選での資金集めに絡む疑惑を巡り、マネーロンダリング(資金洗浄)容疑でフジモリ元大統領(80)の長女でフジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ容疑者(43)の拘束を再び許可した。手続きの不備を理由にいったん釈放されていたが、今回は36カ月間の拘束を認めた。
法廷で傍聴していたケイコ容疑者は直ちに警察に拘束された。21年の次期大統領選出馬が有力視されていたが、極めて困難な状況となった。
同容疑者は11年と16年の大統領選に出馬し、惜敗した。