プラチナ賞に22府県36銘柄 国際日本酒品評会

10月11日に行われた「サケ・セレクション」の審査で、出品された日本酒の味を確かめる審査員=三重県鳥羽市

 世界的なワイン品評会「ブリュッセル国際コンクール(CMB)」が新設した日本酒部門「サケ・セレクション」運営事務局は31日、三重県鳥羽市で10月に初めて実施した審査の結果を発表した。特に優れた「プラチナ」賞には新潟4、宮城、福島、長野、三重各3など22府県の計36銘柄が選ばれた。

 審査対象は純米酒、吟醸酒、熟成古酒など7部門で、617銘柄がエントリーした。欧米の専門家ら35人が、銘柄を一切知らされず実際に味わって審査した。プラチナに次ぐゴールドは67銘柄、シルバーは52銘柄。

 表彰式は11月21日に東京のベルギー大使館で開かれる。


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