2018年10月31日 22:18 | 無料公開
東大の教官(左)とともに声で緊張度のチェックをするプロゴルファーの横峯さくら=31日午後、東京都文京区
東大は31日、プロゴルファーの横峯さくらと協力し、スイング動作や心理面を分析して実力向上に生かすプロジェクトを発足したと発表した。年内に横峯に結果をフィードバックし、来季に役立ててもらう。
動きを分析する人工知能(AI)や、声で緊張が分かるシステムを取り入れる。初めて動作解析を体験した横峯は「球を打ち分ける時の自分の癖が分かれば生かせる。(12月に)33歳になるが米ツアー賞金女王を目指して頑張りたいし、なれることを証明したい」と意欲を語った。
東大は今後、競技力向上のシステムを構築してさまざまな競技の選手から愛好者まで、幅広い層に生かすことを目指す。