2018年10月30日 00:22 | 無料公開
29日、イスタンブールで部分開業した新空港に到着したトルコの大統領機(アナトリア通信提供、ゲッティ=共同)
【イスタンブール共同】トルコ・イスタンブールの新国際空港の部分開業を記念する式典が建国記念日の29日、開かれた。強権的なエルドアン大統領主導の巨大事業で、全面的に完成すれば世界最大の空港になると政府はうたう。だが、9月に建設作業員の大規模デモが発生するなどし当初の計画が遅れ、年末までは限られた便だけの運用となる。
式典でエルドアン氏は、新空港の名称は「イスタンブール空港」だと述べた。
新空港は黒海に近い市北西部に位置。アナトリア通信によると、第1期の投資額は60億ユーロ(約7600億円)で、年9千万人の旅客利用を見込んでいた。