リニア開業へ品川駅デッキ整備 次世代交通拠点も

次世代型交通ターミナルや商業施設などを整備する品川駅西口の開発イメージ(国交省東京国道事務所提供)

 国土交通省は29日、2027年開業予定のリニア中央新幹線のターミナルとなる品川駅西口の整備計画の概要を明らかにした。大規模なデッキの上に次世代型交通ターミナルや商業施設、広場などを設置、東京の新たな玄関口としてリニア開業に合わせて完成させる。具体的な事業内容を本年度内に取りまとめる。

 デッキは、西口前を通る国道15号を覆うように設置。中央部は駅につながる屋根付きの歩行者用通路とし、北側に次世代交通ターミナル、南側に広場と商業施設を配置する。

 次世代ターミナルは、開発が進む自動運転技術を使った移動サービスに対応できるようにする。


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