福島県知事選、28日投開票 再選狙う現職に3新人挑む

福島県知事選立候補者(左上から時計回りで)内堀雅雄氏、金山屯氏、町田和史氏、高橋翔氏

 任期満了に伴う福島県知事選が28日投開票される。立候補しているのは、再選を目指す無所属現職内堀雅雄氏(54)と、いずれも無所属の自営業金山屯氏(78)、IT会社経営高橋翔氏(30)、共産党県委員長町田和史氏(42)=共産推薦=の3新人の計4人。

 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故からの復興政策が争点。内堀氏は1期目の実績を訴え、原発事故の風評被害対策などで政策の継続を訴える。自民、国民民主、公明、社民各党の支援を受け、組織票を固めて選挙戦を優位に進めている。

 論戦は低調で、投票率の伸び悩みが懸念される。


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