2018年10月24日 10:47 | 無料公開
大山寺の参道を練り歩く色鮮やかな衣装をまとった稚児たち=24日午前、鳥取県大山町
鳥取県の国立公園・大山の中腹にあり、今年開山1300年を迎えた大山寺(大山町)で24日、秋季大祭が行われ、色鮮やかな衣装をまとった4〜6歳の稚児が石畳の参道を練り歩いた。
中国地方最高峰の山岳信仰の地でブナやカエデが紅葉で色づくこの時期、子どもの健やかな成長を願って行われる。
稚児は保護者に手を引かれ、約120段の石段を含む約700メートルの参道を進み、僧兵や山伏に扮した地元の人たちが付き添う。本堂に到着後は境内で護摩木のたき上げや僧兵太鼓を奉納する。
大山寺周辺では節目の年の特別行事として、11月11日に1300本のたいまつ行列も行われる。