インドIT有力校の人材呼び込み 日本企業10社が説明会

インド工科大生を対象に開かれた日本企業の合同説明会=23日、インド・ハイデラバード(共同)

 【ハイデラバード共同】インドのIT産業集積地として知られる南部ハイデラバードで23日、有力校のインド工科大(IIT)の学生対象に、日本企業10社による合同の企業説明会が開かれた。IT業界を中心に各国企業はインドでの採用活動を進めている。日本国内の少子化で優秀な人材の獲得合戦が激しくなる中、日本企業も動きを加速したい考えだ。

 説明会はインド工科大や日本貿易振興機構(ジェトロ)などが主催し、約200人の学生が参加した。同大は日本へ留学する学生も多い。大学院生ナビン・ビーさん(22)は「自らの価値を高められる会社に就職したい。技術のある日本は魅力」と意気込む。


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