風疹患者1289人に、増加続く 昨年の13倍超

 国立感染症研究所は23日、14日までの1週間に新たに141人の風疹患者が報告されたと発表した。6週連続で150人前後の増加が続いている。今年の累積患者数は1289人となり、昨年1年間の患者数93人の13倍を超えた。

 地域別では東京が46人で最も多かった。次いで神奈川26人、千葉15人、愛知10人で、首都圏での増加が目立つ。患者は特に30〜40代の男性に多い。

 風疹はくしゃみやせきで感染。妊婦がかかると赤ちゃんに難聴や心臓病などの障害が起きる恐れがある。


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